【やる気が出ないときの食材チョイス】

最近在宅勤務が続いて通勤していた頃より
なんとなくメリハリなくなってるな~

とか、
やる気でないな~なんていうときは
「食べる物」を変えてみると何かしら
気持ちに変化が起こる可能性が高いです。

といっても、
良い食材情報は沢山あるので、
今回は、
逆にとらない方がよいものに焦点をあて、
「やる気が出ないときに特に避けたい食品」
というものをシェアしていきたいと思います。

 

さて、
「やる気」をコントロールしているものは
なんでしょうか?

それは、
「脳」から分泌されるホルモンが
重要な役割をはたしていたりします。

その中でも、
幸せホルモンと言われ、うつなどにも
大きく関わってる「セロトニン」や、

身体を活動に適した状態にしてくれる
「ノルアドレナリン」。

そして、
アドレナリンやノルアドレナリンの前躯体で、
意欲や快感、運動調整などに関わっていて
いわゆるやる気の元といわれている
「ドーパミン」。

これらの神経伝達物質を阻害しない食材を
意識していくことは、「やる気」を低下させない
食事といってもいいのではないでしょうか。

ということで、
特に注目したいものは「糖質」です。

現代では、
この「糖質」の過剰摂取が色々な部分で
問題視されていますが、「やる気」という面でも
糖質は少なからず影響を及ぼしているのです。

「やる気」ということに焦点をあててみていくと、
セロトニン・ノルアドレナリン・ドーパミンなど、
脳内から分泌される神経伝達物質が
正常に分泌されているとき、

私たちは安定した精神状態を
保てるといわれていますが、

過剰な糖の摂取はそれを
邪魔してしまう効果があります。

おおまかなメカニズムとしては、
まず、
糖を摂取すると血糖値が急激にあがり、
それを下げるために
大量のインスリンが分泌されます。

そのインスリンが自律神経を刺激し、
俗にいう「やる気・元気」のもととなる
ドーパミンなどの分泌量を低下させてしまい、

それにより
「なんとなく気分が晴れないな~」とか、
「やる気が出ない」を通り越して

「うつ」症状につながるケースも
しばしばあったりします。

ということで、
まずは血糖値の急激な変動をさける。

ということを意識した食事が
有効ということは
なんとなく想像できそうですね。

その際選択していきたいのが
「低GI食品」です。

簡単に説明しますと、
GIとは、
「グリセミック・インデックス」の略で、
食事を食べた後の血糖値の上昇度合いを
示す指数のことをGI値と言います。

GI値が高い食品を摂取すると
血糖値の上昇率が高く、

逆にGI値が低い食品は
血糖値の上昇率が緩やか。

という感じの認識で良いと思います。

そして、
GI値が70以上の食品を「高GI値食品」
GI値が55以下の食品を「低GI値食品」
そして、
その間の数字の食品を「中GI値食品」
などと分類できます。

ちなみに「肥満予防」という観点からみても
高GI値の食品は食後の血糖値を
急激に上げてしまい、
高インスリン状態となり、

身体はインスリンが多いときに
脂肪をつくるというメカニズムで動くため、
脂肪がつきやすく、体に対しての負担も大きく、
デメリットが目立つ状態となってしまいます。

ということで、
「低GI食品」を意識していきましょう。

【低GI食品】

・主食・穀物系では玄米・オートミール・ライ麦パン
押し麦・蕎麦・さつま芋・春雨・ナッツ系などなど。

・野菜系ではアボカド・キャベツ・ピーマン
・大根・葉物野菜・ブロッコリー・きのこ類
・トマト・ほうれん草・蓮根など。

・タンパク系では、卵・魚類・肉類・チーズ
・イカ・ツナ・ヨーグルト・牛乳など

・果物系ではバナナ・苺・オレンジ・リンゴ・
メロン・グレープフルーツ・ももなど

加工食品・甘いもの・お菓子など
糖質を極力避け、低GI食品を意識した
食材に注目して食事を作ってみるのも
楽しそうですね^^

それではまた(^^)/

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