【病気の早期発見の役立つ指標パート2】

前回に引き続き、
「病気の早期発見」につながるだろう
参考指標として「PHバランス」
というものもおススメであります。

自身で簡単に取り入れられる
病気の早期発見指標という部分でこの、

「PHバランス」という考え方も、
参考材料の一つとしてもっておくと
有効かもしれません。

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*前回の記事はこちら♪

【病気の早期発見に対する参考材料】
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さて、それはそうと
「PHバランス」ってなに?

という方も多いかもしれませんので
ざっくり説明させていただきますね。

PHとは、水素イオン指数
(酸性・アルカリ性指数を表示する指数)
のことで、酸性からアルカリ性の間に
0~14の目盛りをつけて、

酸性とアルカリ性の度合いを
その目盛りの数字で表すもので、

PH7を中性とし、
それより小さい数字を酸性より、
それより大きい数字を
アルカリ性よりとしています。

ちなみに水はだいたいPH7で、中性です。
(地域にもよりますが・・)

7以下の数字が酸性。
その数字が低ければ低いほど酸性より。

7以上の数字がアルカリ性。
その数字が高ければ高いほどアルカリ性より。

ということになります。

私たちは身体の各部分によって
それぞれ異なったPHバランスを
維持し、それを保っています。

例えば、
・唾液は若干アルカリ性
・肌は弱酸性
・胃の中は強力な酸性
・小腸はアルカリ性
・尿は若干酸性
(バクテリアをコントロールする為に
そういうバランスになっています。)

などなど、
それぞれが違う機能で動いています。

その中で、
最も大事(体の中で優先順位が高い部分)
とされているところが、血液のPHバランス。

血液のPHバランスが少しでも
変化すると、人間はありとあらゆる
病気になる可能性がある。
とも言われています。

中医学の世界では、
「万病一元論」という言葉があり、

「全ての病気の原因は一つ」
とされ、それは、血液の
汚れからくるものだとも言われていますが、

まさに、「血液」というのは
私たちの健康を維持・促進するうえで
切っても切り離せない存在なのです。

ちなみに人間の身体は
PH7.45(弱アルカリ性)に保って
いるときに、人は病気になりにくい
とされています。

また、このPHが酸性に傾けば傾くほど、
あらゆる病気を発症するといわれています。

現在、がん患者さんの多くは
PHが確実に酸性に傾いているとも
言われています。

これらはやはり普段の食生活や
普段何を常に考えているかなどの「思考」、
また、運動をどれくらいしているのか
などの影響を受けているのです。

世間では
「食品で血液のPHバランスは変わらない」

と言っている方もいますが、
私の見解では、
少なからず影響すると思っています。

「血液のPHバランス」は
「直接」は、変わらないかもしれません。

ですが、
その他の部分の「ミネラルバランス」には
大きく影響している。

そしてそれは最終的に、
「血液のPHバランス」にも影響してくる。

私はそう考えています。

私たちは、
体の中でたんぱく質が代謝される際、
硫酸やリン酸を発生します。

そして、
炭水化物や脂肪が代謝される際に、
酢酸や乳酸が発生しています。

体にとってこの「酸」というものは
「毒素」として扱われます。

なので、
そのままの形で腎臓や腸にだすと
ダイレクトにダメージを受けてしまいます。

なので、
酸を、ダメージがかからないよう、
「中和」させてから、
腎臓や腸に送るのですが、
その時に、ミネラルを使うのです。

ナトリウムだったり
カルシウムやマグネシウムなどを使って、

毒素のない形に変化させるのですが、
この時に一番使われるのがカルシウムです。

そして、
当然ですが、このカルシウムが
不足していると、身体は骨や歯など
のカルシウムを犠牲にし、
優先順位の高いほうからまわして
いくのです。

では、身体がもっとも
最優先するところはどこでしょう。

まず、
優先順位としては、
血液が、一番順位が高いです。

なので、
血液のPHを一定に保つ為に、
とにかく血液以外のところから
ミネラル分を調達し、
酸を中和しようとするのです。

他を犠牲にしても
血液を最後まで守ろうとする。

という例えがわかりやすいかもしれません。

そして、
まずは優先順位が一番低い
唾液から真っ先にミネラル分を調達するので、

唾液のPHバランスが一番先に
変化する可能性が高そうだ。
ということはなんとなくわかると思います。

なので、
唾液のPHバランスのテストをしていくと、
常に「自分は今どういう状態か」
ということがわかるようになります。

この唾液のPHテストができるものは
沢山でていると思うので、
自分にあったPH試験紙を買い、
定期的に測定しながら、

酸性よりならアルカリ性食品を、
アルカリ性よりなら酸性食品を
バランスよくとるようにしていけると
身体に優しい行いができているのかな~
なんて思う今日この頃でした。

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*前回の記事はこちら♪

【病気の早期発見に対する参考材料】
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PS:
私が使っているPH試験紙はこちらです。
参考にしてくださいな^^

 

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