よく、
「食べても食べてもなんか満腹感が得られないんです」
というお話を耳にします。
もしかしたらあなたも、
そんな悩みをひそかに抱えていませんか?
そして、
これは遺伝なのかな~?
とか、
自分はきっとそういう体質に生まれてしまったから
しかたがないんだ。
なんて、諦めていたかもしれません。
そんな方に朗報です。
この現象は決して「遺伝」や「体質」ではなく、
ちゃんとした「原因」があります。
「原因」があるということは、
その原因を意識して取り除くことで、
「改善」することができる。
ということです。
その原因とは、
「異性化糖」(いせいかとう)です。
異性化糖とは、人口甘味料の一種で、
正式名称は
「高フルクトース・コーンシロップ」といいます。
私たちの目に入る名前では、
「ブドウ糖果糖液糖」とか、「果糖ブドウ糖液糖」
という表示で表記されています。
*「ブドウ糖」が多いか「果糖」が多いかで、
微妙に名前が変わってきます。
砂糖よりも爽やかな甘さの人気者で、
主に炭酸飲料やアイスクリーム、スポーツ飲料や
ノンアルコールビールなどに多く使用されています。
では、この異性化糖は一体、私たちの身体に
どんな影響をおよぼすのか?
説明します。
本日のテーマ、
「食べても食欲がおさまらない本当の原因?」
という観点から見ると、
これをとり続けることにより、かなりの確率で、
「食欲」というものに大きく関わっている
2つの大事なホルモンのバランスを
崩されてしまうことになるのです。
私たちの身体には、
お腹がすいた時に、それを知らせる
「グレリン」というホルモンと、
満腹ですよ~と教えてくれる
「レプチン」というホルモンが存在します。
これらのホルモンが正常に働いてくれているとき、
私たちは自分の身体に必要なエネルギーを
確保した時点で「もう大丈夫だよ~」という
指令をうけ、「満足感」と「必要なエネルギー」、
「健康体型の維持」が確保できるのです。
そして、
これらのバランスが崩れることにより、
食べても食べても、「なんか物足りない」という
感情が、必然的に芽生えてしまい、
その結果、
食べ過ぎてしまい、また、それに対しての
「満足感」も得られず、「肥満体型の増進」
という状況に陥ってしまうのです。
なので、
「食べても食欲がおさまらない」という症状を
解決する方法。
それは、
「異性化糖」を意識的に避けるようにする。
ということになります。
本日のテーマでいくと、
ここで完結なのですが、
これはただ単に、
「肥満対策にいいですよ~」とか、
そんなレベルではなく、
私たちの将来の身体状況に
大きく、大きな影響を及ぼしてくる問題なので、
近いうちにもう少しだけ、このテーマで
シェアしたいなと思っています。
PS:
とはいっても食事は「命」を頂き、それらの「命」と
「同化」する行為です。食べるものには必ず
「感謝」をもって食べると「食べられる命」は
喜んでくれます。
それではまた(^^)/
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