【人参×リンゴはNG?】

先日、
「人参×リンゴは損な組み合わせですよ~」
なんて言いました。

え?人参とリンゴって良い組み合わせ
なんじゃないの?

と思った方もいると思います。
そこで今回は、その理由と対処法を
シェアしたいと思います。

毎回お伝えしていますが、
ここで書く内容は、あくまで私の見解の範囲なので、
もちろん、違う考え方もある。

ということを頭に入れてお読み下さい。

それでは始めます。

例えば、がん予防、コレステロール値の調節、
美肌、視力の回復、免疫力の向上、風邪予防、
便秘、貧血改善などを考えたとき、

「人参ジュース」はとても有効です。

それは、人参に含まれているビタミンAの
レチノールやβカロテン・食物繊維が
他の栄養素とタッグを組み、

それらを叶える働きをしてくれるからです。

そして、高血圧時の血圧調整、高脂血症、
便秘、肌荒れやニキビ、シミ、ガン予防、
胃腸安定などの効果を望む場合に、

「リンゴジュース」はとても有効です。

それは、リンゴに含まれている
カリウムが体内の塩分を調節してくれ、
ペクチンがコレステロールの排出を促し、
ポリフェノールが美肌効果や活性酸素除去に
有効に働いてくれるからです。
どちらも非の打ち所がない素晴らしい素材です。

ですがここで一つ気になる成分があるのです。

それは、人参に含まれている
「アスコルビナーゼ」という酵素です。

この酵素は、L-アスコルビン酸(ビタミンC)を壊す
働きがあるので、ビタミンCが含まれているものと
一緒にとることで、ビタミンCが吸収できないという
デメリットが生じます。

ちなみにビタミンCの代表的な影響力は、
コラーゲンの合成に深く関与している。

ということで、
歯や造血、風邪予防、美肌効果などの重要要素でもあります。

リンゴに含まれているビタミンCは
そんなに多くはないのですが、

この恩恵を受けられないのは
ちょっと「損」だと思いませんか?

ですが大丈夫です。
この恩恵を全て受けられるようにする方法があるのです。

それは、「リンゴ酢」(酢)を入れることです。

タイミング的には、人参を搾ったあとにリンゴ酢を
大匙1程度いれて混ぜる。

それから、リンゴを絞る。

この手順でいけば、全て丸く収まります。

そうです。
アスコルビナーゼは、「熱」と「酸」に弱いのです。

この話の続編みたいなものがありますが、
長くなるのでまた次回ご紹介させていただきますね。
そして、これ以外にも、とても素晴らしい効果を
発揮してくれている食材は沢山存在します。

ここでもう一つ、
少しだけ気にかけて欲しいことがあります。

それは、「食べ合わせ」です。

この、食べ合わせや組み合わせを変えるだけで、
さらに効果を発揮してくれたり、
はたまた、一変して効力を失う。

なんていうことがあるのです。

今までは無意識のうちに
得をしたり損をしたりしていたかと思います。
これからは栄養素の組み合わせを知ることで、
意識的に「お得」を選択していく。

ということを提案申し上げたいと思います。

ということで、食べ合わせ、組み合わせなどの
話をちょこちょこシェアしていくのでもし興味があれば、
チェックしていただければと思います。

それではまた(^^)/

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