【レンコンとアルモノの意外な関係】

 本日のテーマは、
「蓮根(レンコン)」ということで、

蓮根の食べ合わせについて
シェアしていきたいと思います。

さて、蓮根というとテレビでも紹介され
話題となった「蓮根パウダー」なんていう
商品が一時期、売れに売れていましたね。

もれなくうちの両親も大量買いしていました・・。

さて、そんな蓮根さんですが、
やはり「食べ合わせ」によって
大きく効果が左右してきます。

蓮根で注目すべき栄養素は主に
「ムチン」「タンニン」
「ビタミンC」「食物繊維」
この4つになります。
(栄養素はもっとあります)

切った時にネバネバする成分、ムチンと
ポリフェノールの一種、タンニンが
主に「胃腸機能の向上」や「花粉症」
などのアレルギー軽減に働きかけ、

食物繊維が「排便コントロール」を促し、
ビタミンCが風邪予防と
老化防止を強化してくれます。

そんな優れものの蓮根さんですが、
ある物と一緒に食べる事によって、

その効果が無効になってしまうという
バッドな組み合わせがあります。

それは、「大豆」と「アサリ」です。

ところで、大豆と蓮根の煮物とかって、
意外とよくあったりしますよね。

それぞれは、とても栄養価が高く
優れた食品たちですが、

これらを組み合わせることで、せっかくの
効果が台無しになってしまいます。

まず、蓮根のタンニンが大豆の鉄分などと
結合し、吸収を阻害してしまいます。

また、これにより腸内の環境が悪くなります。

せっかくの食物繊維がここで
無意味になってしまいます。

なので、
煮豆やおつまみの枝豆などを食べる時に
蓮根料理と一緒にしない。

と頭に入れておきましょう。

また、同様に「アサリ」と
組み合わることにより、
蓮根のタンニンが、アサリの
鉄分の吸収を阻害する。

という理由で「損」な組み合わせと言えます。

また、
「鉄分の吸収」という点からいうと、
「大豆」と「ほうれん草」も、

大豆のフィチン酸が
ほうれん草の鉄分やカルシウムと
結合してしまうため、
「損」な組み合わせと言えます。

では逆に「組み合わせるとよい物」は
なんでしょう?ということで、
一緒に見ていきましょう。

蓮根+「人参・葱・チンゲン菜」
などど組み合わせることで、
「肥満防止」につながります。

蓮根+「白菜・カブ・もやし・大根」
などと組み合わせることで、
「胃腸の機能向上」につながります。

蓮根+「南瓜・アボカド・アーモンド」
などど組み合わせることで、
「美肌効果」の促進につながります。

蓮根+「コンニャク・銀杏・人参」
などど組み合わせることで、
「乾燥肌や喉の痛み」緩和につながります。

こんな優れも蓮根さんの恩恵をうけるべく、
他の食品との組み合わせを頭にいれて
それぞれの効果を試してみてはいかがでしょうか?

*ちなみにレンコンパウダーこんな感じです。
花粉症対策のひとつとして
取り入れても良いかもしれませんね♪

http://amzn.to/2klTIN3

PS:
味噌汁の具でよくある組み合わせであげると、
「ワカメ」と「葱」も避けたいチョイスの一つです。
葱のリン酸がワカメのカルシウムの吸収を
阻害するというデメリットが生じます。

それではまた(^^)/

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