新型コロナ予防に有効な栄養素。
ということで、
エピガロカテキンガレートという成分が
注目を集めていますね。
この、エピガロカテキンガレート、
私的にも有効だと思う点がたくさんあります。
一番手短な食品でみると
「緑茶」に高濃度で含まれているので、
今の時期は緑茶を飲むことが一つの
新型コロナへの感染予防につながる
可能性があるかもしれません。
エピガロカテキンガレート自体は
「遺伝子」という視点でみて
DNAの配列はそのままなのに
私たちの遺伝子出現（オンオフ機能）に
影響を及ぼし「生き物」自体の
特徴を変えてしまう
エピジェネティクスの観点からみても、
特定のがん細胞のアポトーシス
（細胞が自殺すること）を誘発したり、
がん細胞自体の成長速度を極めて
ゆるめる効果が発見されていたりする成分です。
また、インフルエンザでも有効なことは
前から知られているところですよね。
世界でみると、
英国シェフィールド大学のニュースリリースでは
「緑茶はHIVを寄せ付けない作用を持つ可能性がある」
とされ、論文では
「研究者たちは緑茶に含まれる
エピガロカテキンガレート（EGCG)と呼ばれる成分が
HIVが免疫系細胞に最初に結合することを妨げることを発見した。
EGCGが免疫系細胞に結合することでHIVが定着する余地がなくなる」
「これは治療法ではなく、感染を回避する安全な方法ではありませんが、
私たちの研究によると緑茶を飲むとHIVに感染するリスクが低下し、
HIVの蔓延を抑制することができる可能性があります」
とずいぶん前から発表されています。
また、
アメリカ国立衛生研究所のデータベースでも
「エピガロカテキンガレートは
HIVの逆転写の段階を阻害する」
と発表されています。
現在、新型コロナウイルスの特徴として
インフルエンザやエボラ、エイズウイルス（HIV)と
似た性質をもっているともいわれていて、
特にHIVに関しては、たんぱく質構造から
感染手段まで似ているといわれている部分からみても
エピガロカテキンガレートが何かしら
「予防」の観点として効果を期待できそうな気がしますよね。
また、インドの研究データでも現在、
「治療薬として有望なクロロキン等より、
緑茶に含まれるEGCGの方が
新型コロナウイルスへの抗ウイルス作用がはるかに高い」
「緑茶成分、エピガロカテキンガレートが
全ての食物分子の中で最も新型コロナウイルスに対しての
抗ウイルス活性が高いことが判明」
と公開されている論文で発表されています。
これだけ色々な国でも良い方で取り上げられている
エピガロカテキンガレート。
「緑茶を飲むことに意味がない」
とは考えにくい気がしますね＾＾
ですが、
「お茶」を飲むデメリットが一つだけ
あるとするならば、食事と一緒にとることで
鉄分の吸収を阻害する成分があるので、
・お茶は単体で飲む（鉄分阻害を防ぐため）
＊だいたい食事と1時間程度間をあけると良い。
・出来るだけ入れたて高温で飲む。
（高温の方がEGCGの抽出率が高い可能性有）
ここらへんだけ注意して、
うまく「予防」をしていければと思います＾＾
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