【サラダバーで組み合わせてはいけない野菜たち】

前回の「人参×リンゴ」で
L-アスコルビン酸(ビタミンC)の
吸収を妨げる酵素、

「アスコルビナーゼ」の話を
させて頂きました。

そしてこの酵素、サラダでよく登場する
「胡瓜」にも含まれています。

他の野菜にも入っているのですが、
熱を加えて食べるものが多いので
注意しておく代表的な野菜としては・・

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*前回の記事はこちら♪
【人参×リンゴはNG?】
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「人参と胡瓜」と覚えておけば
大丈夫だと思われます。

よくサラダバーなどでお皿を片手にとり、

「なるべく多い種類食べなきゃ♪」なんて思い、
レタス・胡瓜・トマト・コーン・海藻・・etc..

と、彩りよく盛りつけたくなったりしませんか?

ところが、「胡瓜×トマト」は
私でいう「損」な組み合わせに入ってきます。

例えば、
輪切りの胡瓜2.5枚分のアスコルビナーゼで、
中玉トマト1個分に含まれるビタミンCは
ぼぼその効力を失うという実験データが出ています。

また、良くある組み合わせでいうと、
大根と人参・大根と胡瓜というものがあります。

前回も書いた通り、この酵素は
「熱」と「酸」に弱いです。

なので、お正月に良く出る「ナマス」は
酢で味付けされているので「セーフ」。

しゃぶしゃぶなどで良く置かれている
「紅葉おろし(人参×大根)」は、
あとからポン酢に入れるため、「アウト」。

という感じで判断すると良いでしょう。

ちょっと長くなったのでまとめます。

本日のお題、
〈サラダバーで組み合わせてはいけない野菜たち〉

ということでいくと、
・細切り大根サラダは「千切り人参」
「千切り胡瓜」を一緒にしない。

*もし組み合わせたい場合はお酢系のドレッシングで。

・トマトと胡瓜は一緒に組み合わせない。

というほうが「お得」な食べ方。
ということになります。

この、「アスコルビナーゼ」が
ビタミンCを壊す。という話ですが、

もちろん、これについても本当に
様々な意見が飛び交っています。

そこで次回、

私の見解での「ビタミンC」と
「アスコルビナーゼ」の関係性について
少し詳しく入っていきたいと思いますので、
興味がある方は楽しみにしていて下さい(^^)

PS:
「損」とはいっても、「害」ではありません。
また、それぞれの食材は「命」があったものです。
食べる際はいつも「感謝の心」をもって食べると
必ずあなたにとって良い影響をもたらしてくれます。

それではまた(^^)/

 

*前回の記事はこちら♪
【人参×リンゴはNG?】

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