【熱を加えると効果が激減する食材?】

前回、
熱を加えると栄養素が壊れてしまう
野菜情報についての
リクエスト頂いたので、今回のテーマは

「熱を加えると損をする野菜」

についての私の見解を
シェアしていきたいと思います。

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*前回の記事はこちら♪
【老ける食べ物と若返る食べ物?】
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まず、「野菜」に限らず、
それぞれの食材には「適正な食べ方」
というものがあります。

昔の日本食はそこら辺のバランスが
まさに「アート」というほかないくらいに
絶妙な組み合わせが沢山あります。

その辺りはまた今度一つの
テーマとしてシェアしたいと思いますが、
「野菜」でも、熱を加えると
もったいない食材と、逆に、
熱を加えると栄養素が何倍にも倍増する。

という食材があります。

代表的な栄養素でいわれているのは
「ビタミンC」は熱に弱い。

というところだと思いますが、
そういう野菜はジュースにするか
スープやポトフなどの汁まで食す
調理法で対応すると良いです。

実のところ、
あまり「熱を加えない方が良いですよ~」

という野菜は多くないのですが、
しいていうならば「大根」です。

大根の代表的な栄養素は
「ビタミンC」と「ジアスターゼ」です。

「ジアスターゼ」ってどこかで
耳にしたことありませんか?

そうです。

胃腸薬などで使われている、あれです。

美肌や美白効果の基盤となる
「コラーゲン合成」の材料となり、

風邪予防や免疫機能向上に
有効な、ビタミンC。

そして、胃腸薬にも配合され、
消化不良や胃もたれを
予防・促進するといわれる
ジアスターゼは、酸化しやすく
熱に弱いため、できるかぎり大根は、

サラダなどにし、生のまま食べる方が
「お得」だと言えます。

そしてこの「大根」の恩恵を
さらに倍増する方法があります。

それは、
「大根おろし」として食べることです。

大根は、「おろす」ことによって
細胞が壊れ、細胞を壊すことによって、

「イソチオシアネート」
という物質を発生させます。

*大根のままだとこの成分はありません。

俗に言う、「辛味成分」です。

そしてこの「イソチオシアネート」さんには
殺菌効果や抗酸化作用、解毒作用があり、
身体の中の老廃物(毒素)を素早く
排出してくれる役割も兼ね備えています。

まさに天然のデトックスフードですね♪

そしてこのイソチオシアネートさんも
もれなく、熱に弱い。

ということを加味するとやはり、
「大根」は熱を加えないほうがその
恩恵をうけられる。

といえるのかもしれませんね。

PS:
大根の「辛味成分」は下のほうが多く含まれています。
大根おろしに使用する際は、1/2で売っていたならば、
「下」の方を選ぶと良いですね。

それではまた(^^)/

*前回の記事はこちら♪
【老ける食べ物と若返る食べ物?】

 

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