「次回はビタミンCについて少し詳しく話します」
と予告してありました。
もし話が繋がらない方は、
前回の【サラダバーで組み合わせてはいけない野菜たち】
と前々回の【人参×リンゴはNG?】
の記事を見て頂けると助かります。
今回でこのシリーズは完結となります。
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*前回の記事はこちら♪
【サラダバーで組み合わせてはいけない野菜たち】
【人参×リンゴはNG?】
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さて、
前回、前々回共に、
「ビタミンC」=「L-アスコルビン酸」
という言葉を使っていたのを覚えていますか?
そうなんです。
ビタミンCには大きくわけると
還元型ビタミンの「L-アスコルビン酸」と
酸化型ビタミンの「デヒドロアスコルビン酸」
この2種類に分ける事ができます。
そして、ここ数日話に登場している
「アスコルビナーゼ」という酵素が
ビタミンCにどんな影響を与えるのか。
という話ですが、結論から言うとこうなります。
「ビタミンCを減らしてしまうのか」と聞かれたら
答えは「No」です。
「ビタミンCを壊してしまうのか」と聞かれたら
微妙なところですが答えは「Yes?」です。
「ビタミンCが身体に及ぼす影響がかわるのか?」
と聞かれたら、「Yes」ということになります。
どういうことか説明します。
アスコルビナーゼは、
「L-アスコルビン酸」を「デヒドロアスコルビン酸」に
変えてしまう効力をもっているのです。
それがどういう影響を及ぼすのか。
こんな話を耳にしたことはありませんか?
「酸化された物を食べると身体が老化に進み、
還元力の高い食べ物を食べると身体が若返るほうに進む」
これらはすべて「酸化還元測定器」で
数値化し測定することが可能なのですが、
「プラス」の数値が大きいほど酸化力が高く、老化を促進させ、
「マイナス」の数値が大きいほど還元力が高く、
アンチエイジング効果が高い。
という認識で大丈夫だと思われます。
余談ですが、天麩羅などは如実に揚げたてより、時間が
経てば経つほど酸化度が高くなり老化度が
増してしまうので、なるべく揚げたてを食べるようにしましょう。
というわけで、そうなんです。
ビタミンの話に戻ると、
「ビタミンCの総量」とみると減ってはいないのですが、
ものの数分間で「還元型」から「酸化型」に
変化してしまう・・ということになります。
これに関しては、酸化型でも身体に取り込まれると
「還元型」に変わるので問題ないですよ~
という見解もあるのですが、そこらへんは
自分自身で確認したわけではなので、
どうせなら、「還元型」のまま摂取したいと
思ったりするわけなので、やはり、
アスコルビナーゼとビタミンCは混ぜない方が
いいのかな~というのが私の見解であります。
PS:
この「酸化」と「還元」についてはかなり興味深い
話があるので、のちのちご紹介していきますね。
PS:
現在、身体に優しいジュースレシピシリーズを
作成しております。
何か「こんな症状に良いジュースレシピ知りたいです♪」
なんていうリクエストあればメッセでお知らせ下さいな。
それではまた(^^)/
*前回の記事はこちら♪
【サラダバーで組み合わせてはいけない野菜たち】
【人参×リンゴはNG?】
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