さて、前回のテーマ、
「トランス脂肪酸」のシェアで、
トランス脂肪酸をとり続けることで
様々な悪影響があるという話を
させていただきました。
そしてこんなことを言いました。
「もっと注目すべき大きな問題点がある」と。
本日はこの点についてシェアして
いきたいと思います。
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*前回の記事はこちら♪
【これは食べ物?】
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そしてその前に、ここで書く内容は、
あくまで私の見解の範囲なので、
もちろん、違う考え方もある。
ということを頭に入れてお読み下さい。
それでは始めます。
さて、少し前まで
「人間は60兆個の細胞でできてますよ~」
なんて教わってきましたよね?
近年では平成27年に、日経新聞で
人体の細胞数の推定が60兆個から
37兆個とされた記事が掲載されました。
余談ですが、
37兆個でもこれらの細胞を全部並べると、
地球を9周以上まわれるのだそうです・・。
そんな、「細胞」はもれなく「細胞膜」
という膜でおおわれています。
この膜は何から作られているのでしょうか?
そう。「脂質」なのです。
なので、私たちは体にどんな油を
取り入れるのかで、体を作っている細胞の状態が
必然的に決まってしまうことになるのです。
なので、「注目すべき問題点」とは
どんな油を選ぶかで、
「脳や細胞の状態が変わってくる」
という点なのです。
なぜ脳にも?と思うかもしれません。
脳は、水分を除くと約60%が脂質です。
そして目の網膜の脂肪の約50~60%も
DHAという脂肪酸で出来ています。
なので、質の悪い油を選択していると、
もれなく脳を硬くしてしまう効果があり、
うつや認知症を促進させる原因となったりします。
これはあくまで脳だけの影響を見た時の話ですが、
その他にもたくさんの弊害があります。
また、良い油は、
悪玉コレステロール値を下げてくれたり、
細胞膜を柔らかくする効果があります。
また、アレルギーを防いだり、
美肌に導いたり、中性脂肪の燃焼を
促進してくれたりもします。
良い油の代表は、いわゆる
「オメガ3」と言われる油です。
オメガ3(多価不飽和脂肪酸)の代表的なものは
「アマニ油」や「えごま油「しそ油」」また、
青魚やクルミなどから摂取できる油のことです。
これらの油は身体にとってとても有効です。
ただ、欠点としてとても酸化しやすいという
特徴を持っているため、絶対に炒め油として
使ったり、日のあたるところに保管してはダメです。
というか本来の意味がなくなってしまいます。
現在では、「アマニ油=良い」という認識が
あるため、いわゆる「ニセモノ」なども
出回っていたりするので、選ぶときはなるべく
「低温圧搾」のものを選ぶようにすると良いです。
例えばこんなものです。
うちではこれをドレッシングにしたり
大匙1杯飲んでいます。
オメガ3以外にも良い油があるのですが、
長くなりそうなのでまた次回に炒め油で
有効なものや「脂肪」について
シェアしていきたいと思いますので
楽しみにしていて下さい^^
PS:
オメガ3系の油は女性だと
「バスト」と「ヒップ」につく油。
と言われています。逆に
オメガ6系の油は「お腹周り」に
つく油といわれています。
それではまた(^^)/
*前回の記事はこちら♪
【これは食べ物?】
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