【ホモ牛乳ってなあに?】

前回、牛乳についてのコメントが
あったので、今回のテーマは
「牛乳」についての私の考え方を
少しだけシェアしていきたいと思います。

私自身はカルシウム強化や骨粗鬆症などの
相談を受けた際、「牛乳を避けて下さい」と
いってしまうことが多いです。

 

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*前回の記事はこちら♪
【脂肪を摂取しながら痩せる方法?】
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その理由を細かく書くことは控えるようにしていますが、
少しだけ、特に「どうなのかな~」と思っている部分を
つぶやいてみたいと思います。

そしてその前に、ここで書く内容は、
あくまで私の見解の範囲であって、
もちろん、違う考え方もある。

ということを頭に入れてお読み下さい。

それでは始めます。

さて、「ホモ牛乳」って耳にしたことは
あるでしょうか?

「ホモ牛乳」とは、脂肪球を均質機 (ホモゲナイザー)
によって細かく均一化した牛乳のことを言います。

この処理をおこなうことによって、脂肪球が
分離することなく、脂肪や蛋白質の消化もよくなり、
味にやわらかみが出るなどの利点がありますよ~。
と言われています。

(私自身はこれとってもクエスチョンであります)

牛乳の成分は主に水分と、脂肪分で
構成されているため、「水と油」という部分で
均質化されていないものはパックで棚に
並べておくとクリーム分が浮いてきたり
してしまうという現象が起きてしまいます。

これを「クリームライン」なんて呼びますが、
クリームラインがでている牛乳はおそらく
なかなか見かける機会がないかと思われます。

それだけ、ホモ牛乳が主をしめている。

ということなのですが、
ではこれ、何が問題なのかというと、

牛乳には本来「キサンチンオキシターゼ(XO)」という
潜在的に有害な酵素を持ち合わせているのですが、

このXO、非均質化(ノンホモ)の場合には、
体がこれらを効率よく分解し、血液に
取り込まれないようにできるのですが、

均質化された牛乳(ホモ牛乳)の場合、
球状の脂質がXOを取り巻き、体内では
分解することが不可能になると言われています。

また、その原因も現在はわかっていません。

厚生労働省をはじめとする世界各国の研究班は、
牛乳や乳製品を摂取することで前立腺がんの
リスクが高まるという報告をだしていますが、

他の研究でも女性の乳がんリスクも高めるという
データがでていたりします。

また、心臓疾患系の病気や血液にも少なからず
なんらかの関係性があるとされるなか、

これが将来どんな負のリターンをもたらすのか
不明確な以上やはり、牛乳(ホモ牛乳)は
避けたほうが良い。と言えるのかも知れません。

PS:
牛乳には実は沢山の種類があるのですが、
少し興味をもって調べてみると面白いかもしれません。
私自身がお奨めできるものは残念ながらありません。
小さいお子様には特に控えたほうがいいなんて思っております。
(あくまで私個人の見解ですよ)

それではまた(^^)/


*前回の記事はこちら♪
【脂肪を摂取しながら痩せる方法?】

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